[ 梅雨明け ]
宝塚記念は、馬券人気を考えたらタイトルホルダーからいくべきなんだろうけれど、ファン投票で不人気だったのを見返してほしくてエフフォーリアからいき、ハズレ(パンサラッサは別枠)。オーソリティのおかげでちょっとだけお金が返ってきました。
タイトルホルダーはビワハヤヒデ状態になっているわけで、凱旋門なんかどうでもいいから日本できっちりとやってほしいというのが本音です。

この間、東博の琉球展を見てたら、沖縄在住の友人が東京に来てるとかで飲みに行くことに。どういう偶然でしょうかね。
そして、先週は久々に松山に行ったついでに、土佐黒潮牧場。このときアドマイヤスバルにも会ったんですが(噛むので気をつけなきゃいけない枠)、まさかその数日後に訃報がくるとは。ちょっとびっくりであります。

昨日は渋谷REXで田村直美35周年。なんか来年以降も703で7月3日にやりそうな空気感が出ていて、7月7日の相川ともども、忙しい週間になりそうです。まあ、今年の7月7日はスルーなんだけど。
その裏では、今村騎手が重賞初騎乗初勝利とのこと。いやはや、時代が動いておりますね。
2022/07/04(Mon)
[ 文春砲 ]
私の家にはブルーレイなるものはありません。家には、というか、職場にもありません。
昨今はブルーレイとDVD、両バージョン売り出されることが多いです。こういうときに悩みます。
「いや、お前ブルーレイ持ってないんだからDVD一択だろ」
と、一般の方は思われると思うんですが、こちらとしては、「そうはいっても将来的にブルーレイを入手する可能性が高いんだから、ブルーレイでゲットしておいた方が将来的にいいのではないか」という思いもあります。
「いや、将来はさておき、ディスク買ったら見たくならないのか」
という突っ込みもあるでしょうが、これについてはほぼ断言できます。見たくならない。
そう、目的はコレクションであり、積むことなのです。
「いや、積むことが目的だったらDVDでいいじゃないか」
と思われるでしょう。ところが「そうはいってもいつか見たくなったときにブルーレイで見たいじゃないか」と、よく分からない反論をして、悩むのでした。
なお、熱心なファンだったら「両方買う」という選択肢もあるんでしょうが、残念ながら私のような人間にはそんな選択肢はありません。

てなわけで、現状として
相川のROCK KINGDOMはどっちを買うかまだ決めてない
miletさんのWalkin’ In My Laneはブルーレイ版を買った
miletさんのvisionsはDVD版を買った(まだDVDは見てない)
チャットモンチーラストはDVD版を買った(まだDVDは見てない)
というのが最近の流れです。まあ全体的なことをいうと、本当に買った瞬間に満足してる自分が酷いな、というのと、チャットモンチーはDVDで買いつつも、基本的にはライブ盤はブルーレイで買う方向(相川についても8:2でブルーレイ)です。

まあ、ようするに、我ながら面倒くさい奴だな、と思うのであります。
2022/07/07(Thr)
[ 野間馬 ]
野間馬と野馬追、ややこしくて困ります。どこかで変換ミスってるでしょうが、気にしない。

さて、週末は野馬追に行ってみました。暑いので行くかどうか迷ったんですが、
・人生で1度は行きたい
・来年涼しい見込みは無い
・来年よりも今年の方が体力があるだろう
ということで、決行。

4月29日の春季振興競馬のあと、阿部珠樹氏の野馬追の本を読んで多少の知識は入れていました。その後多度祭りの映画を見たせいで知識がごちゃごちゃになったりもしたんだけど。
阿部氏の本を読んで知ったこと。
・野馬追の本場である原町は、震災の津波とその後の原発被害で大変なことになった場所である
・競馬開催地の雲雀ヶ原祭場は、立ち入り禁止になったレベルの放射線量だったこともある場所
という2点です。「いやお前南相馬って言ったらすぐそれをイメージするだろ」とか言ってはいけません。この時代、旅行は点と点でおこなわれるのであり、線と面は意識しないのです。
なお、阿部珠樹氏の名前で検索したところ、既に亡くなっていることも知りました。今の時代、競馬周りにはなかなか迫力ある文章を書くスポーツライターが少ないので、残念です。

閑話休題。
阿部氏の本で知ったこと追加。
・野馬追は元々平将門由来の武術鍛錬の場。
・明治維新の際に、反権力的武術鍛錬が禁止されそうになって、神事として神旗争奪戦をおこなうことで延命
・戦後、軍国主義的祭事色を薄めて甲冑競馬をおこなってスポーツ色を強めることで延命
つまり、いかにも昔からやってそうな神旗争奪戦と甲冑競馬は実は新参者。そして、重要無形民俗文化財になっているのはこの2つではなく、その翌日にひっそりと?おこなわれる野馬懸なのであります。
歴史と伝統ある野馬懸、これが月曜におこなわれるというのが野馬追のトラップでして、今回行くことにしたのも、月曜に休みを取れたからであります。

野馬追のイベントは色々あるんですが、とりあえず私は土曜夜の夜行バスで仙台に入り、そこから原ノ町へ。そして、行列を見物です。
春の競馬大会で雲雀ヶ原まで歩いていたので、この暑さで歩いたら死ぬことは実感できてました。行ってなかったらトライして途中で力尽きてた可能性があります。
行列はどこで見るのが正解なのかは分からなかったんだけれど、とりあえずシャトルバスの終点からほど近い場所で見物して間違いは無かったかな、と思います。
なお、どれが総大将の相馬言胤公なのかは見物時に分かってませんでした。「言胤」と書いて「としたね」と読むようです。これはキラキラネーム扱いされないのでしょうか。
言胤公は報道によると広島在住とのことで、現日本国総理大臣の我らが岸田公との癒着が疑われるところです。

さて、お行列が終わると、次は祭場地でお待ちかねの甲冑競馬。春季競馬と異なり、内馬場に入れるのは事前にチケットを買った人だけです。これも春季競馬大会と異なり、外ラチ沿いも通路となっているのでラチ沿いに張り付くこともできませんでした。
祭場地が暑くてどうしようもないことは分かってたんですが、それでも暑い。死にそうになりながら、前半は下で、後半は上で見学。
その後、神旗争奪戦。計20回飛ばすんですが、途中10回目で総大将言胤公はお帰りになるというルールのようです。なにか深い意味があるんでしょうけれど、よく分かりません。
そして、神旗争奪戦が終わり、相馬太田神社と相馬小高神社のおみこしを見送って終了。

ここからシャトルバスで原ノ町駅に戻ると、小高に行く電車まで1時間以上あるのです。
てことで、春にも時間を潰したガストで昼食。このあたりも春に当地を見ていたからこそスムーズに移動できました。事前偵察は重要です。

続いて、小高。電車で小高に着くと、小高のお上がり行列は既に最後尾でした。
私がガストで冷房の中時間を潰して昼飯を食べて、これまた冷房の効いた電車で移動している間、人馬は雲雀ヶ原から小高まで歩いていたんだから凄い。

そのまま、小高神社で各馬解散し、私は小高城見物。小高神社・小高城は案の定祭りの準備で見られない部分も多かったんですが、なによりもともと見所の多い城では亡いことは知ってたので無問題であります。

そして、夜は火の祭り。花火大会です。これが20時に終わり、20時30分ころのいわき行き最終に乗ります。19時30分に花火スタートだとちょっと外が明るいんだけれど、この時間に始めないといわき行きの最終に間に合わないからこその時間設定なのではないかと思ったんですが、もしかしたら単によい子は夜8時以降外で遊んだらダメ、なだけかもしれません。

いわきに泊まって翌日も小高神社。
坂道を裸馬が駆け上がり、奥の境内地で素手で白装束の人たちが裸馬を素手で捕らえて神前に奉納する、という流れです。素手で馬を捕らえる、というのが、平将門由来の武芸鍛錬ですね。神前奉納は後世にくっついたんでしょう。
坂道と境内、観戦地としてどちらを優先するか迷った結果、坂道に陣取りました。結果、境内でのあれこれは3列目くらいから見るかたちになりましたが、まあなんとか見られたのでよかったよかった。皆さん、月曜から暇ですね。

最後は、小高でも神旗争奪戦。こんな狭い場所に馬が集まって神旗争奪戦をやるんだから凄いです。馬は去勢されてるのかも知れないけど、それにしたってあんな狭い場所でわちゃわちゃしてちゃんと馬を操るんだから本当に凄い。
こっちの神旗争奪戦は地域のお祭りの色が強く、最初の2人くらいは本気でしたが、その後は取った旗を子供や女性騎士に渡したりして、和気あいあい感が強かったです。これはこれで見ていて微笑ましい。

そんな具合で終了。公共交通機関利用でもそれなりになんとかなりました。本来なら土曜から見たかったところですが、まあ社畜には限界があるのです。

という満足感にひたっていたところ、どこぞのお馬鹿クラブが馬鹿を放置したことで2000万円の罰金を科されました。2000万円というと、浦和桜花賞の1着賞金と同額、浦和記念の1着賞金の半額です。だからどうした、という感じですね。
2022/07/27(Wed)