お台場に行っトイレ!その1

 あちこちで書いておりますが,NPはトイレ好きです。人間,ものを食べないと生きていけない以上,排泄もしないと生きていけないわけで,となるとやはり排泄行為と密接不可分な物体であるトイレには注目しますし,旅行先,特に海外旅行においてトイレに注目しないわけにはいきません。
 この前も別項で書きましたが,民俗的視点からトイレに着目した博物館ってないんだよなー。

 で,ひょんなことからお台場の科学未来館で,トイレ展が行われることを知ったので,行ってみました。ホームページを見る限り,文系よりというよりも理系寄りの展示のようでしたが(そもそも場所が科学未来館だしな),でもまあやっぱり行かないと後悔しそうだったので。

 お台場に行くのは,おそらく相川のZepp以来じゃないかと思います。これと工作船を見に行ったのってどっちが前でどっちがあとだったっけなあ。コラムを書いた順番的にもしかしたら工作船の方があとかもしれんな。もちろん,科学未来館それ自体初めてであります。

 今回のトイレ展はフジテレビ主催,リクシル後援のようであります。なんか光浦さんのうんちキャラが駅からも見えました。なんなんでしょうか,これ。まあいいや。

なんか見えます 内部 めちゃイケを見てないから
よく分からない
ごあいさつ はじめに 最先端トイレ

 科学未来館は1階が特別展,3階と5階が常設展という構造。江戸博に近いですね。なんかうんちやトイレのさまざまなキャラがお出迎えしてくれました。雰囲気としては,対象年齢は幼稚園〜小学生っぽいな。科学未来館自体,常設展も対象年齢は小学生〜中学生あたりっぽかったです。ただ,理系的な知識を持って乗り込むと大人でも確実に楽しめると思われるので,こんどトリ先生かはなう先生あたりにご解説いただきたいと思うところであります。


なんと斬新な企画!
 
厠下駄。ちょっと文系的な展示です
こんなの初めて見ました
 
染付便器
 
吊り手水

大きいお客様は
滑り台を回避できます

最後はトイレの大合唱

 そんなわけで,全体的に子ども向けだったり(時期的に,夏休みの自由研究を意識してたんでしょうね),リクシルの企業アピール的な側面も強かったりしましたが,自分的には結構楽しめました。少なくとも,行ってよかったと断言できるレベルです。もともと文系的側面にしか興味が無かったので,ある意味未来志向・世界志向の展示だったので新鮮みがあってよかったな。
 次は,科博かみんぱくでトイレ特集してほしいですが,どうでしょうかね。リクシルに対抗してTOTOさんどうでしょう。TOTOさんが自前の博物館を持ってるのは存じ上げてはおりますが。

 このあとは,せっかくなので常設展も見学に行きます(貧乏性)。

地球がシアターになるようで,それをみるための1階広場なんですが
実際は疲れたご家族の休息の場になっておりました
名誉館員 なぜオバマが…
お前文系弁護士じゃなかったのか!

 常設展は3階と5階。基本的に,体験型・学習型の展示が多く,また,狭いスペースにいろいろ詰め込んでいることもあり,ちょっとごちゃごちゃしておりました。でも,夏休み中の土曜日であるにもかかわらず,そこまで混雑しているわけでもなく,これもし平日に行ったらかなり快適なんじゃなかろうか。もうちょっと時間と心に余裕があるときに行ってみたいと思った次第。できれば理系の人同伴で。
 ただ,どっちかというと理科に目覚めた小中学生のころに行くと楽しいんだろうな。

 もともと,ここに何があるかも知らずに乗り込んでおりますので,ここに国際宇宙ステーションの展示があるとか,しんかいが展示されてるとか,そんなことは一切知りませんでした。個人的にはしんかいのコクピットがとても狭いこと,そしてそこに3人乗りであることにびっくり。深海探索というと,どうしてもドラえもんの海底鬼岩城的イメージで,そこそこ広々した潜水艦イメージを持っちゃうんだよな。現実はそんなに甘くない。テキオー灯とバギーちゃん開発まであと何万年かかるのか……。


 そんなわけで,あとの予定も詰まっている(このあと眼鏡ゼミのOB会が5時からあった)ので,慌ただしく宗谷に向かいます。ちなみに,科学未来館では肝心のトイレに行き忘れました。


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