ドンカスターにやってきたー

 さて,一本道をひたすら突き進みます。なんとか無事先行馬も発見したので,安心して進むことができます。
 競馬場が近づくと,歩いている人の数も増えます。いいですね,この安心感。
 そして,競馬場近くの交差点脇のホテルでは,大量の紳士淑女が酒盛りしてます。いいですね,これぞイギリス競馬です。これを見に来たのです。そして,これこそがセントレジャー開催日に来た意義なのです。

幟も出てた 先行馬発見
ところで,アメリカだと空き家って"For Rent"ですが,
イギリスだと"To Let"なんですよね
なんか最初凄い違和感がありました
Racecourse Roundabout
競馬場が近づいてきたのと
ラウンドアバウトの存在とで
二重に興奮
人が増えた なんか盛り上がっております

 さて,そうこうして競馬場に接近していると,"Buy or Sell"と言いながら歩いてくる人が散見されます。紳士淑女には声をかけていきますが,NPは無視されてしまいました。ぐぬぬ,さては競馬場に行く客だと思われてないな。一応ナショナルスタッドのトレーナー着ていったんだが。
 それはさておき。おそらくこいつらはダフ屋でして,競馬場の入場券を売っております。まあ,こんなところで数ポンドケチった結果入口ではねられても困るので無視。いや,無視されたのはこっちなのだが。
 とはいえ,こちらは事前にネットでチケットを買えなかったので(おそらく日本のクレジットカードがはねられてるんじゃないかと思われます。ほかの競馬場でも前売り入場券買えなかった。途中状態で閉じると,運営サイトから"何かトラブルでも?"というメールが送られてくるのはありがたいのだが,それに返信して「クレジットカードがはねられた。日本からじゃ無理なのか」と問い合わせても返事が来なかった……。おいらの英語が悪かったのか,自動メール以外のメールを送る気がないのか),「もし入場券が前売りで完売してたらどうしよう」とちょっと不安だったりもしてはおりました。でもまあ,とりあえず売り場に行ってからの話であります。

 んで,見えてきました,ドンカスター競馬場。いやっほう!イギリス競馬なんてニューマーケット以来,10年以上ぶり。これが興奮しないはずがありません。しかもセントレジャー開催なんだからね。

このおっさんがダフ屋さん 見えてきました アップで 紳士淑女と一緒に
渡れば怖くない

 ところで。ドンカスターのセントレジャー開催は,入場料は4段階。一番上がなんだったかはすでに記憶の外ではありますが,2番目がCounty,3番目がGrandstand,4番目がFamilyでありました。で,ドンカスターのホームページを見ても,イマイチCountyとGrandstandの違いがよく分からない。見たところ,GrandstandでもParadeRingやWinningPostへのアクセスもありそうだし。1番上がハイソな皆様のためのものなのは分かるんだが……。
 で。日本でチケットを買おうとしていたときは,2度とないレースだし後悔したくないので,Countyを買おうとしてました。確か50ポンド台じゃなかったかと記憶。違ってたかも。約1万円。が,上記の通り,クレジットカードがはねられました。
 そして,現地に到着。この時点でも,やはりCoutnyを買おうと思ってました。まず目の前に現れた豪華なスタンド。その脇に,TicketCollectionというブースがあります。ふむ。Collectはいいとして,Sellはどこだべや。と思って人の流れに乗って歩いて行くと……Grandstandの入口に到着しました。あれれ。
 もう一回後ろに戻ってもよかったんですが,まあこれも巡り合わせだろ,と思い,Grandstandに入ることにしました。38ポンド。7500円。高いなあ。仕方ないけど。

 先に結論から書いてしまうと,Grandstandで特に問題なかったです。Countyに行ったら何を見られたのか分からずに書いてるけど。でも,少なくともPreParadeRingはGrandStand側だし,ParadeRingも問題なく見られるし,ParadeRingから騎手が戻るのもGrandstand内だし。WinningPostかぶりつきでレースを見られないくらいかな。そのためにいくら払えるか,という感じだな。あと,客層がほんまもんの紳士淑女なのか,おめかししてきただけなのかに分かれる可能性もあるけれど,本物中の本物は1番上に行かないと会えないだろうし,あとで書きますが着飾っただけな連中は無害な限りそれはそれで楽しいし,うん,結論として,Countyに大金払う必要はなかった。ただ,Countyだと内馬場に入れた可能性があって(分かってない),それができたんだったらちょっとうらやましいかもな。

 で,入場口脇ではRacingPostが売られております。Ascotでは中に入って買い損ねたので,今度はちゃんと買って入ります。1面は同日に行われているアイルランドチャンピオンステークス。地位の低下が著しいセントレジャーに対し,アイルランドチャンピオンSは好メンバーがそろっているようで,おそらく世界的な注目はこっちの方が高かったかと思われます。まあ,どうでもいい。こっちは最古のクラシックに来ているのだ。ちなみに,今更レパーズタウンのホームページを見たら,チャンピオンSの日のレパーズタウンの入場料は大人20ユーロ,トップレベルシート(なんのことかよく分からない)でも40ユーロでした。安いな……。いや,それでも高いんだが。
 中では"RaceCard"を連呼しているおじさんからレープロを買えます。確か4ポンドだったかな。おじさんから買うと隅っこがひん曲がってるので(バッグに入れてるから),きれいなのをほしい場合はそのさきのブースで買った方がよかったと思われます。まあ,どうでもよい。
 あわせて,タイムフォームのレースカードも売られてたので記念にこれも購入。「タイムフォーム誌」という表現はよく耳にしますが,なんなのか全く分かってません。もともと海外競馬に興味があるわけでも造詣があるわけでもないにわかなのであります。へへん。

スタンド入口
おそらくMemberやCountyの
人はこっちから入る
こっちがGrandstand入口 チケット売り場 チケットゲット! Jockeys Entrance
騎手入口ってことでよいの?
集う紳士淑女 入口では荷物チェックありました
RacingPost売りのおじさん 一面には"See The Stars"
Sea The Starsをもじったのは
明らかであります
セントレジャーの1番人気
Storm the Starsを
意識してるのかは不明だけど
まあ意識してないわけないか。

なお,上部でレパーズタウンが
ドンカスターよりも前にきてます
レープロゲット! RaceCardを売るおじさんとRaceCard売場 タイムフォーム売り場
なんか人が少なくて
ちょっと寂しい
タイムフォームもゲット

 さて。レースまで時間があるので,ゆっくり内部探索を開始します。まず目に入ってくるのは,入ってすぐ右にある大きなスタンド。見たところ,Grandstand側からはこれがメインスタンドです。と,いうことは,ここにクロークがあるに違いない。うむ,ワトソン君並の名推理。
 スタンドに入ると……おっと,酒のにおい。まあ,最初だけ気になったけれど最初だけでした。早くも皆さん盛り上がっておられます。
 で,例によってクロークはなかなか見つからず,結果としてクロークから10mの距離にいた係員にクロークの場所を聞いて赤面することとなったのでした。ほんと,こういう場所での探索能力に欠けること甚だしい。

 いずれにしても,とりあえず1週間移動用の大荷物(というほど大きくもないのだが)を預けて身軽になったので,いよいよ場内をひたすらうろうろすることにします。見た順番と写真の順番は前後するし,これは旅行記であって競馬場紹介ではないんだけれど,そんなの関係ねぇ。OPP。

場内案内図
これを見る限り,
Grandstandで問題ないな
クロークルームと手荷物預かりタグ
その横のTraditional Sweetsが気になりますが,
見たところ惹かれるものは特にありませんでした

 で,相変わらず写真が多いとホームページビルダーが重いので(ところで2015年にもなってこんなソフト使ってる人ってどれくらいいるのだろうか)先へ続く。
 ロシアのときと同様に,余ったスペースにレープロをアップしてみる。

挨拶
イギリス競馬もお高くとまらず
ハッシュタグ使って
写真載せてね!
とかやっております
日本だとここまでくだけた
挨拶書けないだろうな
競馬場グルメ案内 本日のイベント 本日のレース 場外の案内
バースは明日行くから
今日はドンカスターに集中!
読み方案内
1レース
TimeFormのコメントが
載っていて,
果たしてタイムフォームを
買う意味があったのか
悩みますな……
2レースは22頭立てでございます(取り消しいるけど) 近所で関連絵画展
やってるみたい
準メーンのG2パークSの
歴史解説
パークステークス 続き
右側に過去25年の
セントレジャー勝ち馬リスト
セントレジャーの歴史 今年のラインナップ そして,今年の出走馬!
寂しいとか言ってはいけない
続いてタイムフォーム
Coolest Trainer
ってのはなんなのか
タイムフォームの見た目はこんな感じ
タイムフォームは広告もなく淡々としてます
セントレジャー

 てことで,場内探索へ続く。

ドンカスター町歩きドンカスター競馬場その2


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