新潟記念

 あまりまともな予想をしていないんで、レース回顧をするのもどうかと思うんですが、最初なのでとりあえず書きましょう。それにしてもひどいメンバー構成。これで重賞やろうってんだからこっちも大変です。僕の結論は、アンブラスモア、ツジノワンダー、トラストミュウツー、メジロロンザンの4頭。ボックスにして順序はつけていないんですが、一応つけると上の順になります。内枠から並べたのと同じですが。この頭数で、しかも堅めの4頭ボックスは反則だとも思ってましたが、なんのなんの。とんでもございませんでした。
 まずはダイワテキサス。切りたいという欲望が先に出てしまって、つけた理由は距離。さすがに、もう勝っているので斤量にはけちをつけられず(ハンデは59.5になると思ってたのに)、前走の切れ味がよかった分、距離延びて今回どうかな、として切りました。ところが、けた違いのあの脚。道中はどこにいたのかあまりわからずにいて、3コーナーから4コーナーにかかったくらいに場内の実況で、ダイワテキサスは内から出てこられないか、と聞こえて場内がどよめいて、僕も、よしっと思っていたのに、最後に真ん中から1頭だけ違う脚で上がってきたのがテキサスでした。やはりこのメンバーでは力が違い過ぎるということですかね。展開やハンデにも恵まれた面もあったにせよ、条件馬には(2頭はオープン馬ですが)負けられませんよと。今後天皇賞に向かうようですが、オフサイドトラップに続くことはできるんでしょうか。
 次にモンレーブ。なんで来てしまったんでしょうか。当然49キロのハンデは好走の理由に挙げられるでしょうが、最後方からの追い込みに徹した村田騎手の好騎乗と言えるでしょう。それ以上はないです。(適当だ)
 アンブラスモアはよくがんばりました。アンブラスモアが好スタートを切りました、という実況と同時に、拍手歓声が起こるほどのスタートを切って、ゲイリートマホークが絡むこともできないペースで快調にとばし、最後まで粘りました。もっとも、ゲイリー陣営はもとから、2番手に控えるようなことを言っていて、もう少し抑えればよかったとも言っているんですが。最後はやはりきついローテと坂がひびいたんでしょう。ゲイリーが早めに動いたことも展開的にきつかったと思います。あのおかげでモンレーブまで差してこられたんでしょう。ロンザンはあそこから伸びないのは距離不足。それを承知で買ったんですがねえ。ツジノは、この先まだのびてきそうと言っていますが、今回は少し太めだったんではないかと思います。トラストはよくわかりません。こんなもんなんでしょうか。もう少し走る馬だと思ってたんですが。ゲイリーは展開がきつすぎました。アンブラスに真っ向から勝負を挑んだのはいいんですが、3キロ差くらいでは先にばててしまいます。