アリアケキング

 荒尾競馬場から有明海を眺めていたので、今度は有明海を渡って島原半島へと移動することにします。移動方法は長洲から多比良に出ている有明フェリー。どう考えても徒歩客の利用を期待していないルートですね。長州港からは公式ページで徒歩30分だとされております。
 というわけで、荒尾から長洲へ。長洲は金魚と鯉の町だとのこと。金魚といったら柳井のイメージでしたが、長洲もそうなのですね。金魚の街にフェリー港ができる法則があったりするのでしょうか。それとも、港町は金持だから金魚養殖が栄えるのでしょうか。

金魚のリュウちゃん 金魚と鯉の郷広場 駅名表示 ランちゃん ガラスメーカーの旭製作所
荒尾が本社だとのこと
改札

 自分がどうやって駅からターミナルに乗り込んだのか記憶にないのですが、写真の時間を見ると駅の写真とターミナルの写真とで10分も差がないので、おそらくタクシーでしょうね。贅沢なもんです。
 ターミナル内の写真が少ないのは、人が多かったからなのかな。もう10年以上前のことなので、記憶にないですな……。覚えているのは、車の下船口の橋が美しかったことであります。

フェリーターミナル ユウユウくんとアンちゃん
名前の由来が分からない
暗くてブレブレなのですが、この車の上下船用の橋がなんとも美しい 下船口 金魚かと思ったら違った
名前は不明です
船が到着 ロープを下ろします 下船待ちの車 ターミナルを見下ろす いざ乗船

 そんなわけで、乗船です。
 マイナー路線かと思ってましたが、座席は多め。フェリーメインなのでもうちょっと横になれるスペースがあったりするのかと思ってたんですが、椅子席が多かったです。
 今回の船は「サンライズ」有明フェリーの3船隊の中では最古参とのことです(2023年1月の情報なので、2011年時点でもそうだったのかは不明)。

中央部は椅子席です 前方は対面だったり展望だったり 避難経路と
消防設備配置図
後方の開放席 船上より望む平成新山
「普賢岳」の文字を見ると
どうしても緊張してしまう
ガチャコーナー
自販機コーナー
ホットミールがあるのも
フェリーっぽいですね
上下船扱いが終わって売店が開きました とりあえずちくわ購入 日立造船の船の模型があったので、てっきりこのサンライズも日立造船の船かと思ったら違いました
どういう関係性なのかな??

 そんなこんなで、約40分の船旅は終わり、多比良港に到着です。ちなみに、私は「多比良」と書いて「たいら」と読むことを完全に失念しており、「たびら」と読んでました。そして、「たびらと言ったら平戸にもあったな、なんという一致」などと喜んでました。これだから馬鹿は困ります。
 そして、もう夜の8時前ですから、あたりは真っ暗。目の前にあるおそば屋さんが開いていたので、ここで夕食。天明は記憶から飛ばしていますが、場所的にそば幸さんだと思われます。

ターミナル ブリッジ 車両の下船準備完了 陸上から、車が下りていく図
トビウオっぽいマーク お疲れ様でした 長州港へ40分 近くのおそば屋さんでそばを食べました
この時間まで開いていてありがたい限り

 この日どこに泊まったかについては写真も残っておらず、完全に記憶から飛んでいます。とりあえず、多比良町駅から電車で島原へと向かい、島原のどこかで泊まったのだと思います。
 やはりこういう場所だと夜の8時台でも公共交通機関を使う人はほとんどいないですよね……。

 なお、私は国見高校が高校サッカーで勃興してきた時代に高校サッカーを見ていた世代でありまして、東海大一高vs国見高校の対決に心躍らせておりました。どこかに書いた気がしますが、私は東海大一vs帝京、国見vs南宇和の2試合のテレビ中継を録画したビデオをアメリカに持ち込んでおり、当然当時はYouTubeなるものはないため、このビデオを本当に何回も見ました。今でも覚えているのは、当時小学校低学年だった私は、ビデオの3倍録画なるシステムを当然理解できておらず、2時間録画用ビデオのはずなのに録画が終わらない(東海大一vs帝京がPK入りしたので2試合が2時間でおさまらなくなった)ことを理解できず、なんかぶつ切りにしたり変な録画をしたのでありました。
 私にとっての「南宇和」という学校はこのとき水色のユニフォームで国見に負けた学校、というものでありまして、その後愛媛に引っ越して愛媛FCの試合を見るようになり、南宇和の優勝がいかに画期的なものであったかなどを知るようになるのです。

 そんな多比良町駅には、サッカーボールの石碑があったりするのですが、暗いので若干不気味です。
 あと、国見町はフルーツとたいらガネとサッカーのまちだとのことですが、「たいらガネ」ってのはてっきりキリシタン由来の金属製品かなにかだと思ってました。検索したところ、まさかのカニの一種だったとは。

国見高校への案内 多比良町駅 待合室は夜7時20分まで トイレも夜間閉鎖 駅前の様子
フルーツとたいらガネと
サッカーのまち
島原方面のりば サッカーボールの石碑
サッカーの町くにみ
駅名標 駅の様子

 島鉄本社前で下車。写真を見る限り、ここでトイレに入ったようです。さては、多比良町の時点で行きたがってたな。
 なお、今さらながら、「島鉄本社前」という駅はこれを書いている2023年1月にはすでになくなっていることを知りました。再開発で島鉄本社が移転したため、今は霊丘公園体育館駅に名称変更されたようです。こうなると分かってるならばもっと色々「島鉄本社前」の名前が残る写真を撮っておくべきだったと思うんですが、こうなると分かってないので仕方がないところです。


 というわけで、島鉄本社前からどこに向かったかは写真に残っていないので謎のままですが、この日の写真はここで途絶えているのであります。


荒尾競馬島原旅行記その1


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