2013夏競艇

 結果的に危険は回避したようではありますが,松阪競輪場が瀕死の状態にありました。牛肉マニアでもないですし,松阪という町には基本的に用事はないので,100名城塗りつぶしも兼ねて,F1開催の松阪に行くことにしました。
 で,そうであればどこか観光して前日に松阪か,あるいはその周辺に泊まろうと思っていたのですが……なぜか,桑名も津も,とにかくホテルが壊滅状態。いったい何があるのかさっぱりわからないのですが,とにかくホテルがありません。もしかしたら伊勢神宮関係のお客さんか?
 というわけで,どうやって松阪入りするか思案した結果,前日に常滑に泊まり,津エアポートラインを使って海路松阪に入ることにしました。

 そんなこんなで,午前中に名古屋競輪場を横目に名古屋での仕事(これは真面目な仕事)を終え,午後から常滑です。常滑は3年ぶり2回目。前回は昼常滑夜蒲郡翌日一宮というお馬鹿な旅をしたのでした。あのとき常滑の翌日に設定した一宮は廃止が内定。いやぁ,中部地方の競輪事情は極めて厳しいですな。

 さてさて,そんな常滑。前回は常滑観光をした上での競艇場でしたが,今回は駅から直行です。おそらく時間によっては無料バスなんかも運行されてるんだと思いますが,残念ながら時間も時間なのでそのようなバスが来る空気がまったくありませんでした。で,駅構内にそこそこ常滑競艇の広告が出ていたので,競艇場までの道のりがそこそこアピールされてるとよかったんですが,残念ながらそのような気配はなし。仕方なく,Google Map師匠のお力を借りることとします。
 で,結論としては,道ばたにある意味のありげな屋根付の道にはやはり意味があり,基本的に屋根に従って歩いて行くと競艇場に着く,つまり,雨が降っても雨に濡れずに競艇場にたどり着けるという仕組みであります。

トコタンがお出迎え なんだこれは 出走表は駅にあります 蒲郡の広告 この屋根に沿って歩けばよい

 さて,そんなわけで,ちょっと歩いたら競艇場に着きました。前回は3年前の11月で,11月なのに暑くて体力消耗していた記憶なんですが,この日は7月であってもなんとか体力を維持して競艇場入りできました。
 あいかわらずトコタンが元気そうでなによりです。

 で,到着してまずは食事。前回何を食べたか全く記憶にありませんが,なんとなく同じ店で同じもの(ドテ丼)を頼んだような記憶があります。行動パターンに変化がなさすぎですな。さらに記憶を掘り起こすと,前回もドテ丼食べたあとにレバー食べたような記憶がなきにしもあらず……。行動パターンに変化なさ過ぎです。
 飲料コーナーの「冷たい水」がちゃんと冷たいのは嬉しいですね。確か函館はこれでも体力を削られたんだよな。


 とはいえ,前回は入って正面,階段脇のスペースで場外の放映がなされるとともに,たしかこのあたりにエアコンの送風口があって涼しかったので,ここで場外を見ながら涼しい風にあたっていたのですが,今回はなんとここにあったはずのテレビが撤去されており,行動パターンを変えざるを得なくなりました。
 ちなみに,この日は裏で若松が音声付で流れており,なにかと思ったらSGでした。完全にSGの存在を忘れてた。

写真はぶれたけど,前回はここにテレビがあってスピードチャンネル流してたはず ここのテレビは前回通り
やはり野球が人気

 で,基本的なスタンスとしては,1階の椅子でまったりしつつ,適宜買って(勝って,とはならなかった)水面に行ってレースを見て,の繰返し。あとは適当に場内をぷらぷら。奥の方に行くと昭和感たっぷりな雰囲気になります。手前側が平成感たっぷりかというと,そうでもなさそうなのが辛いところですが。
 前回は行かなかった記憶があるのが屋上スペース。屋上からレースを見られるのかと思って意気揚々と登っていったのですが,残念ながら逆側しか見られませんでした。掃除の手間がかかるだろうに,なんで開放してるのかよく分かりません。
 あと,前回と変わってたのがレース前の画面。前回はなんだかよく分からないブラジリアンサンバ風の画面でレースが始まってましたが,今回は違いました。ブラジリアンがクビになった理由はよく分かりませんが,もともと常滑にマッチしているようには思えなかったので,まあこれで正解ではないかと。前回は多分マーメイドからの連想でサンバ隊になったんだろうなー。
 気になったのは展示タイムや前半成績。アナウンサーが早口で1回言うだけで,画面表示が出てないような気がしました。もしかしたら見落としかもしれないけど。


手荷物はロッカーへ

東京スターのATMがあります
愛知の銀行のATMは入らないのか?

無料携帯充電
スマホは対応して無さそう

自販機コーナー
言われなくてもわかるけれど
言ってしまうのが昭和的

手前のスタンド

奥のスタンド
2階には上がれなかった記憶なんですが
2階の電気がついてるようにみえます
あれれ??

ここでまったりしてました

かつては穴場であっただろうスペース

拾い屋は犯罪!
 
電車が走る

笹川会長親筆として
ファンに見せるあたり,
なんだかなあ,と思ったりもする

トコタンの前はこの人魚が
常滑のキャラクターだったのかな
     
屋上への旅と,屋上からの眺め

ビジョンがデカい
前回はこんなのじゃなかったはず

あと,もう常滑にいる客に向かって
「常滑に来てニャン」という弾幕を出す
意味がどこまであるのか…?

なぜ猪木なのかよく分からない
イベントで来たのかな?

旧手荷物預り所

 てなわけで,2度目の常滑も惨敗に終わりました。
 でも,常滑は基本的にやる気のある競艇場だという印象なので,このまま是非頑張ってもらいたいと思うところであります。

 で,ここからさらに空港方向に向かいます。人生初のセントレア。
 そして,セントレアからホテルに向かって動く歩道に乗っていると……ふと見上げると,「オラレ」の文字が眼に飛び込んできました。なにっ。矢印の方向が若干分かりづらかったのですが,どうももときた空港内のどこかにオラレがあって舟券を買えることだけは間違いなさそう。空港内で,目的とするエレベーターを探すのにもちょっと手間取りましたが,なんとか見つけて到着。
 一応,常滑の観光案内所併設の場外という扱いなのかな。多分競艇のお金で常滑の観光案内所を作ったという感じなんでしょう。で,競艇の金でセントレアに家賃も払うと。
 それにしても,ここまで大々的に,堂々と,非会員制の場外があることにびっくりです。島原のオラレもこんな感じだったかな。素晴らしいの一言。これでちゃんと外国の方や旅行者がたくさん遊びに来れば100点満点なんだけどねえ。東横インに泊まっても,特にオラレの存在を示すものはなかったので,できればそういう場所で目立つように広告できたらいいんだろうなあ。
 試みとしては素晴らしいと思うので,是非ともなんとか上手く成功してほしいものです。


見上げれば場外舟券場
矢印が↑になってるので
てっきりまっすぐ行った先にあるかと思ったら
Uターンしろっていう意味でした
ちょっと分かりづらいかな

日本円をご用意ください
 
中には券売機は3つ
客も日本人数人
 
INAXの金のトイレ

英語の解説

観光案内所のパンフレット
半分くらい競艇関連


←がぶれたのでアップで
中国語だと結局「競艇」なのね
英語の"Ticket Counter"で意味は
通じるのだろうか……

 で,今日の常滑の負けを取り戻そうと思って数レース買いましたが,傷を広げただけに終わったのでした。
 この日はセントレアの東横インに宿泊。


松阪町めぐり


旅行記旅打ち