愛媛アントラーズ&愛媛ドルフィンズ

 鹿島といったら,皆様思い浮かべるのは鹿島建設か鹿島アントラーズの鹿島ですね。少なくとも,自分はそうでした。
 しかし,鹿という動物が全国に分布している以上,鹿島という地名はそこかしこにあってもおかしくありません。という流れで,愛媛県の鹿島です。

 自分的には特に鹿島に行く予定もなかったんですが,たまたま元同僚が愛媛にやってきて,流れで鹿島に行くことになりました。こういう機会がないと行かない場所ってのは大事です。

 さて,一行は車で港まで。ここで駐車場に車をとめ,船に乗り込みます。本土と鹿島を結ぶ船は人しかのれません。地元の方向けのフェリーは別途あるんだろうけど。
 駐車場に入るところには鳥居が立っております。鹿島全体が神域,ということなんでしょうかね。

フェリーターミナル 時刻表 桟橋 鹿島の案内 遠目に見る鹿島

 しばらくすると,船がやってきました。上になにか乗っております。全面的に鹿推しでありますな。但し,鹿な雰囲気は外観だけで,内部はいたって普通の船であります。
 てなわけで,船に乗り込みます。徒歩客だけの小さな船です。

やってきた 鹿が乗っております 到着 下船乗船 運転席
船内 平成26年から定員厳守 本土に別れを告げます

 というわけで,無事,鹿島に上陸であります。

到着! 鹿島へ 対岸

 鹿が気になるところですが,あまり戯れずにまずは食事であります。太田屋の鯛飯であります。
 2階席は風通しがよく気持ちよいです。なにより,眺めが素晴らしい!こんな気持ちのよいところで,こんなに美味しい鯛飯を食べられるんだからまさに幸せであります。ビバ鹿島!

太田屋へ いけす 鹿島〜 渥美清さん推しです 気持ちのいいお座敷 鹿島音頭
座敷からの眺め 鯛飯定食! こんな場所

 鯛飯を食べて満足したあとは,島内散策であります。
 若干写真の順番をを入れ替えます。
 ちなみに,この鹿島の案内を見ると,「二の段」が「鹿島城趾」と書かれています。二の段があるのだから,本丸的な場所やほかの段もありそうなもんですが,おそらく遺構としてきちんと残っているのが二の段で,そこに記念碑のようなものが立っているのではなかろうかと。お城マニアとしては行かんといかんのでしょうけれど,所詮はニワカですので周りに歩調を合わせて自重しました。

鹿島 鹿島と渥美清さん 渥美清さんの句碑 たま屋
なんか一瞬不安になる
空気感であります
鹿塚 瓶のコーラ自販機
オリの中の鹿。餌をあげることもできます。
鹿島神社 鹿の首が飾られていてぎょっとしますが
単なる俳句ポストでした。
ポストとしてはもう使われていないようですが




神郷皇后の伝説 謡曲番付 鹿に注意 鹿島の山
どこかに鹿島城の
遺構があるはず
斜面にいる鹿たち
男女別に分かれていて,
勝手に繁殖しないように管理されております
愛鍵の誓い


 続いて,場所は変わって伯方島。ドルフィンパークしまなみであります。いつの間にこんなのできてたんだ。伯方島は昔ひぃひぃ言いながらぐるっと回ったことがありますが,当時はこんなのありませんでした。どうも,2016年オープンとのことで,さらに2018年にはキャンプ場もオープンしたとのことです。イルカって凄く縁遠くて飼育が難しくてお金がかかりそうなイメージだったんですが,どうなんでしょうかね??まあ,曲芸するわけじゃないからいいのかな。
 ところで,ドルフィンと言えば,マイアミドルフィンズですね。わたしゃダン・マリーノ世代なのでありますよ。もちろん,ジャイアンツファンから見たマリーノさんの姿しか知らんのですが。

 閑話休題。
 ここは,入場料を払って中に入ると,イルカに近寄ることができます。
 もちろん,イルカと一緒に泳いだり,イルカの餌やりをしたりするには,相応のお布施を納めねばなりません。ここを維持しようと思ったらそりゃそういうお金は必要です。
 とはいえ,水族館で遠く離れた場所にいるイルカを見てる身としては(といいつつ前回イルカのいる水族館に行ってから何十年経ってるんだ,って状態なんですが),こんなに近くでイルカを見られるなんてなかなかない経験であります。このへんはやっぱり人の多い都会ではできない経験ですね。

 イルカの生簀(なお,ATOKさん付帯の新明解だと生簀は「とった魚を生かして飼っておく所」と定義されているため,ほ乳類であるところのイルカさんに対してこの言葉を使っていいのかどうか,下手に使うとイルカの保護団体から突き上げを食らうのではないかと不安がよぎります。)は5つ。手前の大きな場所と,その奥の四角形に区切られた場所4つです。うち1つではイルカがお見合い中とのこと。馬と違って,イルカはそう簡単には馬っ気(イルカっ気?)を出してくれないんでしょうね。

橋と工場と海と島
この瀬戸内の景色は素晴らしいですね
お見合い中 生簀

 さてさて,こちらは桟橋をてくてく歩いて陸上からイルカを見下ろします。
 いるかの保護膜,ってのはよく分からんのですが,近くから見てると結構傷がありますね。頭頂部にある空気孔は,鼻扱いのようで,ここによると,中には2つの穴があるため,イルカにも鼻の穴は2つあるようです。親近感が湧きますね。

他己紹介 いるか〜〜〜
呼吸孔をしっかり見たのは初めてかも
潜った。
小魚も多いですね
顔を出す 顔を出す ひっくり返る のんびりと




イルカかクジラかよく分からないことで知られるゴンドウさん 新人研修がおこなわれておりました
がんばれー
ひれが一部欠けてた

 そんなわけでして,イルカを間近で見られる素晴らしい場所でありました!

 あとは,駐車場を挟んで反対側にある道の駅でソフトクリームを食べて終了です。


 まあ,結論として,運転しなくていいのは楽ですね,ということでした。 


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