であいと別れの松山競輪その1(国体&第2回ウィナーズカップ)

 松山市民ならみんな知ってる坊ちゃんスタジアム。歴史的な経緯は部外者には分かりませんが,この区画には,野球場のほか,テニスコート,武道館などのスポーツ施設が集っており,その中にであいフィールドなる,字面だけ読んだら公認合コン会場のような名前のついた場所があります。そして,このであいフィールドこそが,いわゆる松山競輪場なのであります。
 部外者の私が知るところによると,以前の松山競輪場は堀端(松山城の真下)に500バンクとして存在し,それはそれはたいそう汚い,ザ・競輪場という感じの競輪場だったようです。この時代の堀端はよく分からん場所で,野球場やがんセンターもここにあったようです。そんなに広い場所のようにも思えんのだけど。今は広い公園になっており,特にサッカーファン方面から,この広いスペースを“有効”活用したいという声があがっているのはよく知られております。

1.国体

 松山競輪場自体には,過去何回か来たことがあります。初めて来たのは2008年の松山旅行。当時は地元でなく旅行でした。その後,みかん県民になった際にはオールスター競輪がおこなわれました。
 そして。全国に散らばる自転車競技場の一世一代の晴れ舞台。国体が愛媛にやってきました。いつもは競輪親父で埋め尽くされる競輪場が老若男女,いやむしろ,若若男女状態になる1日であります。普段と客層が違うので,もし競輪場が生きていたら消化不良を起こすんじゃないかと思います。もし,の意味がよく分からんけど。
 さらにさらに。国体だけあって,観戦にお金がかかりません。これは特観席であっても同じこと。そのため,無料で特観席に入ることができてしまうのです。これは素晴らしい。

 というわけで,友人からのお誘いもあり,国体会場に乗り込みました。そして,今,数ある国体会場の中から私を競輪場に誘っていただいた方の心配りを無碍にしてしまった自分の駄目さを,この場で改めて反省しつつ,これを書いております。
 それにしても,国体だったらこれだけの人が集まるのに,競輪になったらなんで人が集まらないんでしょうかね。

国民体育大会自転車競技会 特観席からの眺め 車券売り場は当然スカスカ 飲み物持ち出し禁止
画面 座席の画面は切られてます マークカードはそのまま 一般席。こんなに満員になるなんて,特別競輪か記念競輪以外ではあり得ません レース風景

 あと,国体というものを(多摩国体の時は諸事情あって行けなかったので)初めてまともに意識したんですが,結果を探すのも大変だし,結果はPDFばっかりだして,もうちょっとなんとかならんのでしょうかこれは。自転車の結果はここです。こちらのサイトの方がよっぽど見やすい。
 出場選手の選考システムはあまりよく分かってませんが,男子は大学生が中心。女子はプロも結構混じってました。愛媛は日野友葵が出てるのを認識しましたが(競技者忘れた),なんか不完全燃焼なレースで敗れておりました。

 せっかくなので,近くの武道館でやってる剣道も観戦。人生で剣道を見るのはこれが初めてであります。剣道は天皇陛下がご観戦されたようで,武道館も立派な作りになっておりました。松山の競輪場って寛仁親王牌や高松宮記念に対応できる観戦席備えてるんだろうか。
 剣道は愛媛県が優勝したようでなによりであります。


2.ウィナーズカップ

 年が明けて2018年3月。第2回ウィナーズカップが松山にて開催されました。第1回は高松で,このまま四国でまわすのか,と思ったら,そうでもなさそうです。
 この日は先日とは別の友人にお誘いいただいての参戦です。しかも,この友人の友人が早朝から並んで特観席を取っていただいたとのこと。前回の国体が人生最後の松山特観になると思っていたのですが,まさかこんなタイミングで人生2回目の松山特観がやってくるとは。人生,なにがおこるか分かりません。

早朝の入場列
松山でこんなことになるとは
初心者コーナー
実際には,ベテランが
場所を占拠しています
なんでこいつがいるのか 朝の食堂 ぐるっと見回す
朝に来れば自由席も確保可能です(確保していいのかは各自に任せる)

 さて,早起きは三文の得といいますが,早朝1レースから打ったところで,早朝のレースほど控除率が低い,などということはなく,当たるも当たらぬも己の才覚次第なのでありました。
 あ,ちなみに,先着入場者の抽選ではタオルをいただきました。この限りで,早起きして得はあったといえます。
 とりあえず,佐々木さんと伊藤さんの早朝予想会を見て目を覚まします。伊藤さんは松山ではヒーロー扱いか,というと,案外そうでもない空気でした。ちなみに,二番町前売りサービスセンターは後ろの画面にあるとおり2018年1月29日からリニューアルのため一時閉鎖されました。リニューアルオープンしたサービスセンターには1回しか入りませんでしたが,その外観は極めて優秀(競輪の場外車券売り場だと市民に気付かせないという意味で)であります。

佐々木昭彦と伊藤豊昭の早朝予想会 1レース。ラウンドガールが眠そう 敢闘門

 参考までに,二番町前売サービスセンターを載せておきます。堀端から移転するに際し,ここに何か残さないといけない,という約束でもあったんでしょうか??せっかく設置するんだからもうちょっと人が入りやすい外観にすればいいのに,と思うのですが……。

新二番町前売サービスセンター
「松山競輪」の部分が見事に
保護色に隠れております
こちらが旧二番町前売サービスセンター
こっちは今のもの以上に目立たなかった
薬物売買にでもいくのか,という怪しい入口でした

 まあ,あとは特段の騒擾事件が起きるわけでもなく,順調にレースが行われていきます。
 この日の決勝には四国勢が4人という,地元G2の決勝としてはこれ以上ない勝ち上がりで,選手紹介は盛り上がっておりました。いやほんと,哲男さんすげーっすよ。

 ちなみに,この日のスペシャルゲストはスター錦野旦さん。写真撮影は禁止とのことでアップ無しです。2回のステージ出演のみの契約だったようで,最後の表彰式には登場されませんでした。アラフォーの私めは,錦野旦さんというと生ダラのイメージが強く,歌は「空に太陽が〜」しか知らんし,なぜスターと呼ばれてるのかも分かってないのではありますが,でもまあこんな有名人を生でだらだら見られて幸せでありますよ。

2レース。ぼっちゃりんがテンション高め マドンナさんは大人の対応 チャリティーオークション
司会が選手じゃなく話せる人だったので,結構盛り上がってました
特観席からの眺め レース風景
競輪小僧さんvsAIのSOTAくんの車券対決
小僧さんの車券の当たりっぷりが凄いと思うのよね
ガールズの選手紹介
これは小林
こっちは児玉
小林→児玉は当たった
特別選手紹介 原田 平原 香川さん
イケメン!
村上 橋本
三谷 哲男 武田

 決勝に向け,雨脚が強まります。様々なイベントが用意されておりましたが,罰ゲームになってるな……。
 チアダンスの皆様は,雨の中でも笑顔を絶やさず,高いジャンプやアクロバティックな技をこなしていき,さすがとしかいいようがありませんでした。もっといい天気のもとで演技できればよかったのでしょうが……。
 先頭誘導員は小川。なんで本戦に出ずにこんなところにおるんや……。

決勝前。バンク内観戦は完全に罰ゲーム 高い! 雨でもエガオヲミセテ

 さて,決勝。
 こちらの車券は,オールスターをもう一度,ということで,武田からです。四国4車はまあ,地元が買ったら地元が買ったということで喜べばいいかな,という感じ。
 そして,この結果。四国と近畿がもがき合い,平原がまくって武田がドン。平原さんお疲れ様でした。
 ええ,なんでこれで外してるんでしょうか。意味が分かりません。いやほんと,ショックがでかすぎる。レースが終わった後1時間くらいショックを引きずりました。ちょっと考えられない外し方。


スタート前 周回中 内の近畿と外の四国 平原が捲りきって
写真が追いつかなかった図
決定 武田さんお疲れ〜


車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B
1 9 武田 豊樹 44 茨 城 88 SS 11.5 差し
2 3 平原 康多 35 埼 玉 87 SS 3/4車身 11.8 捲り B
3 2 原田 研太朗 27 徳 島 98 S1 3/4車輪 11.4 H
4 7 三谷 竜生 30 奈 良 101 SS 1/2車輪 11.4
5 5 村上 義弘 43 京 都 73 S1 1/2車身 11.2
6 1 浅井 康太 33 三 重 90 SS 3/4車身 11.4
7 8 渡部 哲男 38 愛 媛 84 S1 2 車身 11.5
8 4 香川 雄介 43 香 川 76 S1 3/4車輪 11.5
9 6 橋本 強 33 愛 媛 89 S1 1/2車身 11.5

 というわけで,まさかの車券抜けで放心状態の中,ぼーっと表彰式を眺めておりました。
 小林さんって痩せて美人になったなぁとしみじみ(←何様だ)。武田さんは,松山オールスターからの松山特別制覇ということで,おめでとうございます。オリンピック選手ですよ,オリンピック選手。もっとそのへんアピールしてあげて〜。それはそれとして,いくらG2だとはいえ,4日制を優勝した武田とコレクション優勝の小林を同列に並べることにはやっぱりちょっと違和感があるんだよな。競輪業界としてはガールズを推していきたいのはわかるんだけど。
 そして,さすがにG2だと市長が自ら出陣するんだなあ。

表彰式 写真で部分を切り取るのは反則なのだが
市長が待ち時間に手持ち無沙汰なのが分かる図2枚
小林優香インタビュー 武田豊樹インタビュー

 そんなわけで,帰りも友人の友人に送っていただきました。何から何までおんぶにだっこで,誠にありがとうございます。
 ちなみに,この友人の友人,古くからの競輪ファンであるにもかかわらず,ガールズ(児玉)をしっかり追いかけているという柔軟性のある方でして,変に何事にも斜に構える癖のあるあまのじゃくなNPとしては見習いたいと思うのであります。

松山競輪その2(記念+全プロ)

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