ロシア旅行記その22

 サンクトペテルブルク最終日。時間があまりないことを分かりつつ,その時間でなにができるかを考えなければなりません。
 というわけで,やることは2つ。ホテルの目の前にあるアレクサンドル・ネフスキー大修道院と周辺墓地に行くことと,ニワカ庭園マニアとして,夏の庭園に行くことです。

最後の朝食

 で,歩いて修道院へ。
 例によって修道院内は撮影禁止だったので,記憶がいろいろとぶっ飛んでます。残されたメモによると,ここでは,捧げられたろうそくを教会の人がわりと早め(短くなる前)に回収して,火を消していたようです。まあ,火事やらなんやらのことを考えたらその方がいいのかもしれませんが,ゴミとかどうなるんだろうか。使わなかった部分はまた溶かして固めるのかな。

地下鉄駅入口 ホテルモスクワ 多分,アレクサンドルネフスキーさん 修道院への門。表と裏 壁の向こうに
年季の入った
チャペルが
参道 ぐる〜っと見回す
案内板 修道院は外装工事中 鐘が見えます こっちの鐘はどういう鐘なのだろうか
ロシア語を読めないのが辛いです


入口 参拝の注意
女性はuncovered headでは入ってはダメみたいです
手前の花壇 噴水 なんのために
これを置いたのでしょうか
本当はここからも
水が流れるのでは?
売店
閉まってました

 続いて,墓地部分を歩いてまわります。
 観光客が嬉しそうに墓地を歩き回る,という状況は,亡くなった方からしたらどういう気持ちなのかは分かりませんが,とりあえずご遺族的には,立派な装飾付のお墓を作ったんだからある程度見てまわられることも想定の範囲内なのではなかろうかと思うところです。

なんか分からんけど,髑髏やら牛馬やらの浮き彫りが凄い ザ・正教というお墓 これはこれでいいのでしょうか
片方は和式トイレみたいでもあるけど
お墓を進む

これはどういうことだろう?

 時間はあまりありませんが,寝てても仕方がないので,夏の庭園に向かいます。「夏の庭園 サンクトペテルブルク」で検索すると,「ピョートル大帝の夏の宮殿(エカテリーナ宮殿)」が紛れ込んできて,旅行から7年以上経って「あれ,こんなところ行ったっけ」と頭の中にクエスチョンマークを紛れ込ませてきます。現地の人は間違えないのでしょうが,観光客的には似た名前の観光地がたくさんあると大変困ってしまうのであります。



地下鉄のエスカレーター 街中の噴水
風で水が左にこぼれてます
ITALYANSKAYA 犬がいました
子犬にのみ
首輪がついております
トラムの線路
日本に比べたら
線路が浅いです
脱線しないんでしょうか
噴水と,その周りの銅像 大通り 枯れ葉を吹き飛ばすおじさん

 ってか,夏の庭園って,いちおう世界遺産構成要素なはずなんだけれど,なぜここまで解説が出てこないのか。多分検索方法が悪いんだろうけど,ちょっとなんとかならんすかね。やっと見つけたのが,これ
 英語版Wikipediaでもそんなに解説ボリュームないですな。Wikipediaからリンク貼られてるここがもうちょっと詳しい。
 結局,一番詳しいのは最初の案内図のところにある解説でした。
 それにしても,ここまで情報がないのか……。上手く検索すれば,海外の庭園マニアのサイトが見つかるんだろうけど。

 とはいえ,なめてかかってはいけません。解説によると,この公園は1710年代にレイアウトされたとのこと。江戸時代からの歴史ある庭園なのであります。その後,1777年の洪水でいったん崩壊し,さらに1824年にももう一回洪水被害に遭ったとのこと。彫刻関係は戦争では破壊されなかったようであり,人間も怖いけれど自然はやっぱり怖いですね,という教訓でありました。



運河 ミハイロフスキー城 案内 世界遺産案内かなにか
QRコード使って
2019年に繋ごうとしたが
繋がらなかった
案内図 庭園案内
Carp Pond。鯉よりも鳥が目立っておりました
日本みたいに鯉にえさやりする文化はないのかもしれない
Porphyly vase
porphylyというのは
斑岩のことらしい
こういう直線形の姿は日本庭園では
まずみられないので,なかなかに新鮮です

 洋風庭園といえば,花と噴水と彫刻,というイメージがなぜかあります。なんでかは分かりませんが,人工的に管理された平坦な庭園が,自分のなかで洋風庭園のイメージなのですね。もちろん,広々とした階段状のスペースなんかも絵として浮かんではくるので(とはいえ浮かんだのは日本にある港区イタリア庭園なのだけど),多分もう少ししっかり考えたら全然違うイメージのモノができあがるような気もします。

 それはそれとして,Small GreenhouseとRed Gardenです。
 ここには噴水があり,花壇があります。そして,奥には宮殿のような建物もあります。ザ・洋風庭園です。もちろん,日本国内ですら時代によって作庭様式が大きく異なるのに,「洋風」などと国も民族も文化も時代も全て一緒くたにして語ることがいかに馬鹿らしいかは,わかっております。
 なにより,この宮殿のような建物のどこが"Small"やねん,と突っ込みたくなってしまいます。日本庭園だったら,小さなお社とかがありますが,その10倍以上の大きさだろこれ。




 続いて,噴水と彫刻のコーナーです。
 真っ白な噴水と真っ白な彫刻が非常に印象的で,なんとも神聖な空間だな,という感じです。日本庭園だとこんな真っ白な石を組むことなんてないですからね。日本の石組みは荒々しい(自然を表現するから当然っちゃあ当然だけど)けれど,こっちのは女性的ですな。
 そういえば,ドラクエの動く石像って金剛像的な筋肉ごりごりの奴ですよね。西洋的世界観のわりに,ここにいるような石像じゃないんだな。

SummerGardenの彫刻コレクションとレイアウト ここを抜けると噴水へ
ゲームならこいつらが
動く石像で襲ってくるわけですな
噴水 台にカメラを置いて
自撮りを試みる女性
自分もよくやるので
応援したくなってしまった

 で,日本なら藤棚にでもなってそうな格子状のアーチを抜けると,今度は芝と赤土のコーナー。またまた雰囲気ががらっと変わります。この区画にも噴水があり,ここの噴水はこれまた個性的な姿です。

鉄格子のアーチ 子供達が葉っぱを
集めております
Parterreとは
花壇という意味のようです
さっきとは違った色合い
噴水。その形状からCrowning Fountainと呼ばれてるようです まわりには岩と
なぜか海洋生物
逆方向

 続いて,白黒の盤面が印象的な噴水と,そのまわりの彫刻を眺めます。

次の区画へ 噴水 記念撮影中 遠目から 河の眺め
彫刻。全部足元になんか変な生物だか怪物だかがおります

 まだまだ続きます。とにかく広いですな。土地の使い方が贅沢です。狭いスペースを広く見せようと必死になってる日本庭園とは真逆です。広い国ってうらやましいですね。

町ができた当初の石を使った歩道,
ということなのではなかろうか
この建物の説明は見つからず これも天使が
なにかを踏んでる
フランス式花壇? フランス式の池?
おそらく,クルィロフの“寓話”をモチーフにした銅像だと思われます
Animal Yard
噴水 Green Studies 考古学調査の結果ではないかと
ヨーロッパでおなじみ,Coffee House これがCoffee Houseかな? 川沿いに出ます
川沿いの様子 船着き場? からの眺め 橋をズームで またもアイスクリームを
買ってしまいました

 というわけでして,見所満載のSummer Gardenでありました。
 まあ,日本庭園を見慣れていると,変化に乏しい西洋風の庭園はちょっと大味で大雑把に見えてもしまうのですが,多くの市民を受け入れて憩いの場とするのであればこれでいいのではなかろうかと。この夏の庭園は入場に金かかるからそういう問題ではないんですが。

 てことで,サンクトペテルブルク最後の観光終了です。

その21ロシア旅行記その23


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