2010夏の浜名湖浜松

 東京に帰ってきたと思ったら,今度は浜名湖旅行であります。
 まさか1年で2回も浜松に行くとは。しかも,2回とも浜名湖競艇・浜松オートと関係がない,という有様。てことは人生であと2回は浜松に行く可能性があるってことですね。それより前に浜名湖競艇と浜松オートが潰れる可能性はそれなりに高いと思いますが。

 浜名湖旅行は友人4名(うち1人は夜から参加)との旅。男だけのむさっ苦しい 5人組であります。


橋からの眺め 水遊び
苔が生えてなかったので,
園内整備は相当しっかりやっていると思われます
 まずは浜松で集合して,舘山寺温泉への道すがら,特に行くあてもないので浜名湖ガーデンパークへ。
 そこは昭和記念公園を思わせる,家族の憩いの場でありました。暑い夏のお盆の時期,と言うこともあるのだと思いますが,水辺で遊ぶ家族連れが多いのなんの。そこに突撃する男4人。危険な香りがしますね。

 というわけで,園内を少し散策して終了。

 続いて,一行は舘山寺に。舘山寺温泉,というからには舘山寺があるわけであります。
 この舘山寺,どうやら空海さんが開祖のようです。空海さんは一体いくつの寺の開祖になっているのでしょうか。それとも当時から筋斗雲か何かに乗って日本中を駆け巡っていたのでしょうか。それにしても,舘山寺温泉のホームページに舘山寺本体の説明があまりにも薄いような気がするのは気のせいでしょうか。
 まあそれはさておき。
 とりあえず30分無料の駐車場に車を止め,舘山寺に乗り込みます。舘山寺の横には愛宕神社もありました。日本人的,神様なら何でも拝んどけ平和主義者のNPは当然何のこだわりもなく両社にお参り。

地図 愛宕神社
 その後,体力と時間を気にしつつも,せっかくなので裏山の穴大師と大観音まで歩きます。たいした距離ではなく,散歩としては気持ちいい距離でありました。
 そんなわけで穴大師は思ってたよりも穴が深くなく,それでも穴の中は真っ暗というなかなかのもの。大観音は確かに大観音でした。いつからあるのか分かりませんが,とりあえず東海大地震に耐えてくれるよう祈るばかりです。

穴大師 大観音 舘山寺

 そんなわけで舘山寺終了。ホテルへ。
ホテルの部屋から撮った浜名湖

 2日目。
 どこに行くか侃々諤々の議論がありましたが,竜ヶ岩洞に行くことに。

 竜ヶ岩洞は洞窟だけに山奥にあります。山奥でありますが,お盆まっただ中ということで観光客はいっぱい!
 とりあえず洞窟前の広場が嫌に盛り上がっています。とりあえず洞窟に入ります。

 途中までは何の変哲もない観光鍾乳洞でしたが……凄い水量の滝が登場!!
 ドドドドドッ!っと水が落ちていきます。いやぁ,凄い。圧倒されます。
 入口の胡散臭い?雰囲気に惑わされたらいけません。いやぁ〜,これだけの水量のところは初めてだったのでちょっと嬉しくなってしまいました。一年中これだけの水量なのか,それとも時期によってもっと凄かったり枯れてる時期があったりするのかは分かりませんが,とにかく十分満足できました。
地学の勉強ができる広場 入口 何かに似ているが何に似ているかは
あえて触れない−その1
こんなところを歩く 何かに似ているが何に似ているかは
あえて触れない−その2
写真だと水量が分かりづらいですね なかよし 鍾乳洞おなじみの景色
大きい鍾乳洞なのでこのへんはやっぱり迫力と綺麗さがあります

 このへんの鍾乳洞の管理権や所有権についてこれまで特に考えたことはなかったのですが,考えてみたら山奥なんて私有地もいいところ。下手したらいろんな人の権利関係がゴチャゴチャになっていることもあり得るわけです。
 で,この鍾乳洞,完全に私有地にあります。他の鍾乳洞が国有地にあるのかは全く知りませんが,とりあえずこの鍾乳洞自体,個人が探検して発見したという凄いもの。その探検心はおそらく日本の多くの少年が抱いていたものだと思いますが,実際にやってしまうのはまさに凄いの一言。のび太くんもビックリです。
 というわけで,この地を訪れる少年達に大志を抱き続けてもらうため,なのか単なる自慢のためなのか,洞窟探検の様子を残すジオラマが展示されております。また,ホームページからも戸田貞雄氏の意気込みや思いを知ることができます。
汗と涙

 さて,入口広場の地学の勉強コーナーからも明らかなとおり,この洞窟は小中学校のお勉強旅行コースになっていると思われます。
 そして,そういった旅行につきものなのがお土産コーナー。大人になったら絶対?買わないペナントやら何やらがあります。そして,親から渡された学生の小遣いを奪い取ろうと,お土産屋さん側もいろんなおもしろ文句を考えているわけであります。
 でもって,この竜ヶ岩洞,お店側の努力が凄い。
「顔ハメ大賞」に輝く!日本一の顔ハメ
顔ハメ大賞はおそらくローカルG1なのだと思いますが,聞いたことがありません……
ポイントはリアルなヘルメットと,向かって左側のおじいさん体型かと思われます
スカッと ローヤルトップ
一番左の瓶だけ倒れてる当たりがかわいらしいですね
もちろんちゃんと賞味期限内のものが出てきます(←失礼)
どうも東海地区では根強い人気を誇る飲み物の様子。牛乳屋が出していますが,炭酸飲料なので要注意
ただ,名古屋牛乳のホームページを見ても,あまりこの商品に気合は入れてないみたいです。
 
ものすごい勢いでアイスクリーム購入を煽ってきます その結果の大行列!
  
アイスクリームの種類は豊富 オレンジシュッター
ここにしかない!と書かれてますが,
通販もあります
トラバウアー 天恵の泉
健康に良い水第1位!
これは日経ヘルス『ビジネスマンの健康誌』(1998年7月号)の
全国ミネラルウォーター特集(G3くらい?)の結果に基づいているようです

 そんなこんなで,鍾乳洞も凄いしそれ以外にもネタが尽きない楽しい場所,それが竜ヶ岩洞でありました。


 その後,浜名湖ならウナギ!ということで,曳舟というお店でウナギを食べました。
ウナギの天ぷら 鰻丼
 いつも話題に上るのが鰻丼とうな重の違い。ざるそばと盛りそばの違いほど有名な議論ではありませんが,おそらく議論したことのある人は多いはず。で,違いは,というと,やっぱり器と(器の違いに基づく)ご飯の量,というのが答えのようであります。

女河浦海水浴場

 その後,浜名湖を車で回ります。途中,女河浦海水浴場に寄ってみたりも。

 そんなこんなで,浜名湖競艇を横目に車を走らせ,浜松に戻りました。めでたしめでたし。


 で,このあと,浜松の楽器博物館へ。
 浜松は河合,ヤマハ,ローランドの3社とも拠点を置いている日本一の楽器生産地なわけでして,まあそんなわけで楽器博物館があるわけです……。
 という程度にしか考えていなかったのですが,舐めたらあきまへん。思っていた以上に広い。思っていた以上に多くの楽器が展示されている。最後の時間つぶし,程度にしか考えていなかったのですが,とんでもない代物でありました。さすが浜松。
 個人的には,メキシコのソカロで聞いた音楽と再会できたのに感激。結局いまだにCDが手に入っていないのでありますが……。
 とりあえず,浜松にはあと2回くると思われるので(それまでに両レース場が死滅してる可能性はとりあえず脇に置く),そのときにまた寄ってみたいなあ。

 で,その後は横浜で怖いお姉さん夫婦と久々に会食しておしまい。お疲れ様でありました。

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