ウメノカセンジキ

 さて、園田競馬場をあとにした一行は、千里川河川敷へと向かいます。
 今回一緒に行動するメンバーには、一眼レフカメラを持った方が2名おられまして、その方々のご推薦もあって、ここへ向かったのであります。
 「河川敷」というと、私が人生で初めてこの言葉を目にしたのは、ファミスタ'89開幕版に登場した球場であります。当時のファミスタなので、「河川敷」でなく「かせんじき」とひらがなだったはずです。初代ファミスタ以来のファミスタだったこのソフト、かなりやりこんだ記憶がありますが、当時は小学生だったので、「かせんじき」がなんなのか理解してなかったように思います。
 どうも、我々が目指す千里川河川敷というのは、伊丹空港に降りていく飛行機の撮影スポットとして大変著名らしく、ここに連れられていったのでした。園田競馬場からはタクシーで移動です。まあ、4人なのでタクシー代金はたかがしれております。

 著名な撮影スポットなだけあって、大勢の方がおられました。どうもこの場の「ヌシ」的な人もおり、別に撮影したり何かをするわけでもないのですが、色々と詳しそうな雰囲気を漂わせておりました。

河川敷の様子 両岸に人がおりますね アドプトリバー千里川 密です

 で、ここで何をするかというと、まあ伊丹空港に入ってくる飛行機を撮影するのみです。
 いつ、どんな飛行機が入ってくるかは皆さん大好きフライトレーダーを見れば分かります。いやあ、凄い時代ですね。
 私はよく分かってないんですが、おそらく風向き次第でどっち向きに着陸するとかどっち向きに離陸するとかの決まりごとがあるんだろうと思います。とりあえずこの日は、我々の後ろから伊丹空港に向かって飛行機がおりてきて、伊丹空港から離陸する飛行機は我々から遠ざかる方向に向けて離陸するかたちになっておりました。
 で、伊丹空港には滑走路が2本あり、1本は短く、もう1本は長いようです。そのため小型の飛行機は短い滑走路を、大型の飛行機は長い滑走路を使うことになっており、飛行機の大きさによって進入路が異なっているようです。この日我々が立った場所をベースとすると、我々は大型機用の滑走路側に立っているようで、小型機については横から着陸を眺めるかたちになっておりました。
 ……というのが、この日友人から聞いた付け焼き刃的知識です。詳しい人が見たら間違っている部分もあるんでしょうが、知ったこっちゃありません。こちとらパドックを見てしたり顔で「あの馬は調子が悪い」とか言ってる人間なのです。

 さてさて。友人2名は一眼レフを持っているからいいとして、私は、というとコンデジです。このコンデジで一体どこまで対応できるのか。頑張れ我らがパナソニック。
 なお、ここまでのことから明らかなとおり、私は写真についても素人ですが、飛行機についても素人です。大きい飛行機を見ると機種を気にせず「ジャンボだ!」とか言っちゃうイメージです。アラブもサラも気にせずに「サラブレッドって綺麗だねー」とか言ってる奴がいたらぶっ飛ばしたくなるような人がいたら、私としてはすいませんすいませんすいませんと平謝りして逃げるしかなくなりますので、ご容赦ください。

全日空のプロペラ機(ピント合ってないから機種が分からない) J-AIR エンブラエル190
ANA ウイングスのB737 ANA WINGS ボンバルディア DHC-8-400
全日空 B737-800 JALの787?が接近 ズームすると近いけど、引くとまだまだこれだけ遠い
頭上を越えていくのは一瞬の出来事であります
無事着陸しました 次の飛行機が離陸準備
JALが離陸していきます

 さて、時間が経過すると、外も暗くなってきました。そして、滑走路にも明かりがともりました。
 色づいた滑走路は非常に綺麗ですし、それが反射した機体の底面はそれもまた綺麗です。
 ただ、残念なことに私の撮影技術では、暗くなってくると飛行機を上手く撮影することができなくなります(明るい時点で既に上手く撮影できてないのだが)。というわけで、写真的には素人の限界があるのですが、まあ写真はさておいて、非常に美しいものを見られたので満足です。

翼よあれが伊丹の灯だ 着陸
←↑着陸
→離陸
私の技術力の限界
このあたりも上手い人が撮ったら私のカメラでもかなりいい写真が撮れるはず 夜の滑走路

 思うところとしては、これは2020年月なので、まだまだ新型コロナウィルスの影響で航空便が削減される前でした。
 伊丹なので「このときこの航空会社を見たのが最後だった」というようなことはありませんが、COVID-19の影響でFlybeなど思い入れのある航空会社が吹っ飛んだことや国内線もかなり削減されたことを思うと、これだけの本数の飛行機がひっきりなしに伊丹を離着陸していたことはちょっと感慨深いです。
 そして。大きな飛行機はやっぱりインパクトあります。そして、下から眺めていると飛行機の大きさの違いというのは非常に分かりやすく、ポニーと園田のサラブレッドとばんばを見比べてるような気分でした。空港にいるとなんとなく「飛行機は全部大きい」という感じになってしまうんですが(もちろん、松山→福岡で使った飛行機と松山→羽田の飛行機の大きさが違うことは分かってはいるんだけど)、大きいと言っても全然違うんだなあ。
 また、いつもは離陸時にぼーっと「あ、5回鳴ったから離陸だな」程度の心地で離陸を味わっていたところ、こうして飛行機がのっそのっそと離陸準備をして滑走路に入り、離陸していく姿を見るのは非常に新鮮でした。

 いやあ、飛行機っていいですね。
 またこうして飛行機がバンバン離着陸する日がくるといいなあ。早く来ないかなあ。

 そして。
 夕食ターーイム。
 この日は、天下一品の本店に連れて行ってもらいました。こんな所に行くからメタボになるんだお前は、と言われようが、なんと言われようが、人生一度は天下一品の本店に行きたいと思うのが人情です。味音痴には違いなんて分からないけれど、そんなことは重要ではないのです。

輝かしい「総本店」の文字 これが本店のおしぼりだ! 店内
本店メニュー 牛すじ ラーメン 飲み干したい気持ちを
ぐっとこらえる

 そんなわけで、一人で行動していたら絶対にたどり着かないであろう場所を紹介していただきました。基本的に一人旅なのですが、やはり他の人と行動するというのもいいものであります。


ウメノタカヤスウメノホンノウ



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