2021久々の住之江

 続いて、住之江に向かうわけですが、、その途中で通天閣付近に寄り道。
 目的はそう、ドラクエウォークのスポットです。一体何をやってるんでしょうか私は。完全に機械にもてあそばれる人生であります。

 新今宮まわりに行くのは2015年の夏に死んだとき以来のはずです。あのときは飛田方向に行きましたが、今回は道路を挟んで逆側です。

 新世界の商店街、というのがどういう商店街なのか分かってませんが、あるだろうな、と思ったらやっぱりWikipediaに独立項目がありました。このWikipediaを見ていたところ、大阪にもルナパークがあったことが判明。つい先日、前橋のるなぱあくを眺めてきたので、ちょっとびっくり。元々は浅草にルナパークがあったようなので、なんかルナパークってのは特別な意味を持つ言葉なんでしょうかね??……と思ってWikipediaを探ると、ルナパークという独立項目が出てきました。そうか、「月への旅行」というものにみんなわくわくしてた時代からのネーミングなんだな。これを書いている2021年終わりには、ZOZOの前澤さんが宇宙旅行してましたが、今は「月への旅行」でなく「宇宙旅行」がみんなの憧れなんだよね。なお、Wikipediaのルナパークからは前橋のるなぱあくへのリンクはありません。

ホームが賑やかな新今宮駅 通天閣 新世界へ ガチャの穴場
18禁ぽいガチャに紛れて
鬼滅の刃があってびっくり
これも実は18禁のものが
出てくるのだろうか
大阪で一番安い店 商店街を進みます 力士さん ビリケンさん 通天閣が近づいた。
これにて目的達成
スマートボール タコ 商店街逆側 天王寺動物園
ここはいつか行きたい
動物園駅へ 動物園駅

 さて、住之江公園駅に到着しました。
 この住之江公園、残念ながらまだ令和の時代の変化に追いついていないようで、案内の至る所に「競艇場」の文字が残ります。住之江競艇場というある意味競艇にとって最も重要な競艇場の最寄り駅がこんな状況で、笹川さんに怒られないか心配になりますね。

住之江公園駅到着 ホーム上の出口案内 地図 出てからの案内

 住之江に行くのはいつ以来の何年ぶりだろう、と考えながら入口に向かってたんですが、どうやら2010年の賞金王以来ではないかという結論に達しました。奇しくも、あのとき賞金王の最内でぶっとんだ浜野谷が今年SGを制して賞金王決定戦に返り咲きます。まあこれを書いている時点(2022年1月2日)で既に賞金王の結果は出ていて、今回は峰がぶっ飛んだ、というか色々ぶっ飛んで箕面市の利益がぶっ飛んだわけですが、まあそれはそれとして、この時点での私の気持ちとしては、浜野谷にはあのときのリベンジを果たして貰いたいという純粋な気持ちでいたのでありました。


 迫り来る賞金王はさておき、この日は森下仁丹杯の1日目であります。まずは出走表。


 で、10年以上ぶりということで新鮮な気持ちで場内をぐるぐるします。
 なお、この日の目的の1つとして、「賞金王ジャンパーをゲットする」というものがあったのでとりあえず久々に紙の舟券を2000円分買って抽選会へと向かいました。これ、実際に外れくじを混ぜてたのかちょっと疑問な感じでして(多分つくった量と来場者数の兼ね合いで外れくじ無かったんじゃなかろうか)、私も含め、皆さん当たってたように見えました。競艇のありがたいところは何でもいいなら舟券は当たりやすいところで、この2000円の一部は無事的中して元をとりました。つまり、私はジャンパーをいただいた上に舟券も当たってお金が増えていた、ということになります。ジャンパーで満足して帰ってたらこんなにいい1日は無かったんじゃなかろうか。
 という書きぶりからも明らかなとおり、ネット経由で買った後半戦はズタボロで、きちんとジャンパー代を持って行かれました。世の中そんなに上手くいきません。ちなみに、賞金王についても私は2連単メインで買っていたため、箕面市の利益に貢献しております。なんと素晴らしい客でしょう。

入って正面 ジャンパー抽選会場 このジャンパーをゲット

 どこの競艇場も城内はコンパクトにして経費削減しつつ場外客とネット客から売上をふんだくる、というのが昨今の流れでありまして、住之江競艇場も1マーク側が完全に封鎖されておりました。にわかすぎて、1マーク側は建て替え工事をするのかあるいはしているのか、賞金王の際には1マーク側を開放していたのか、などまったく知りません。
 自分のおぼろげな記憶として、賞金王の当日の朝、選手紹介を終えた選手たちが1マークの方に消えていくのを見たなあ、という記憶がありまして、10年前の記憶のあやふやさと相まってどこでどうだったかちょっと混乱モードでした。

全体案内図 この図の点線で囲われた
部分が封鎖されてました
行き止まりです 2階も行き止まり

 そして、食事。住之江といったら、2階のホルモンと焼きそばが有名です。が、私は過去2回の住之江行脚の際にはここに行かずに済ませていた記憶です。
 で、住之江では新型コロナウィルス対策のため、食事は一部の場所でしかとってはいけないルールであります。このルール、単に狭い部屋に人を押し込めて密にした中でマスクを外させている感があり、意味あるんかいな……。

飲食はここで ホルモン 焼きそば 2階売店 給茶機
麦茶のフォントが独特ですね

 てなわけで、あとはいつも通りです。とりあえずスタンド内の様子から

中央ホール 1階の奥
寒い中外で飲食されてる方も
おられました
3号館と4号館
「号館」というかたちでまとめるのは珍しい
3号館はSGや賞金王では券売機開けるのかな?
1階の様子
1号館 女性子供ルーム 特観へは別ルートから 特観席入口
2階のスタンド内

 賞金王が迫る中、場内には過去の賞金王の展示も。まあ、おまけのようなコーナーで、とりあえずつくっておいた感ありありですが……。
 自分が生観戦したのは2010年の住之江中島と、2014年平和島茅原ですね。どっちも穴決着であります。その間に挟まっている山崎の賞金王とかも懐かしいなあ。競艇界から離れて久しいので、桐生が勝った賞金王とか全然印象に無いぞ。この年は日本にいたはずなんだけど。


 新型コロナウィルスの密対策ということで、住之江の観覧席も数席開ける方式です。住之江は、単にテープでバッテンするだけでなく、きちんと選手の顔写真なんかを貼ったりしていて、ここにお金をつぎ込む余裕を見せています。


 あらためてあちこちからレースを見てみました。まずは2階席。ここは室内なので、冬場は助かります。ただ、2マーク側が見えない部分もあって、これは工事が終わったら?変わるのかな?


 続いて、2階の1マーク寄り。ここは外に出られます。1マークの攻防はきっちりと生で音を聞いてみてほしい、という意欲の表れでしょうか。個人的にはこの構造は素晴らしいと思います。なお、あらためて場内図を見てみると、ここは「マークワンスタンド」というなんか分かったような分からないような名前がつけられていました。

外に出られます その向かいの20号館 マークワンスタンド2階からの眺め

 そこから1階席に向かって降りていく、という流れになります。


 このあたりは1マークを目の前に見られる絶好のスポット、ということで、南入場門から入ると「オススメ観戦スポット」という案内が出ています。このあたりはいいサービスですね。2マーク側の座席にいるヤジ飛ばしまくりのおっさんどもから初心者ファンを遠ざける、という目的も兼ねてるのかもしれませんが。
 ちなみに、このあたりは総合インフォメーションもあったりして、初心者ウェルカムゾーンでもあります。

 それゆえか、このあたりには「投書箱」があります。そして、住之江の投書箱の最大の特徴は、「暴力団・ノミ屋等の追放について、ファンのみなさまのお声をお聞かせ下さい」とされていることです。なんと、この投書箱は暴力団・ノミ屋等の追放についての頭書限定なのです!!
 ここまで限定的な投書箱だと、おそらくもっと論点を深入りさせて、「そもそも暴対法は憲法上本当に認められるのか」「コーチ屋などの違法業種の中であえてノミ屋をピックアップすることは正しいのか」などといった、細かい論点に深入りした投書が求められているのでは無いかと思われます。投書する側も心してかからねばなりません。


 続いて、1階の観客席。ここは外からの観戦になります。久々に住之江の観客席から見て思うのは、やっぱり水面が近いですね。これは素晴らしいです。


 そして、そこからさらに下、水面脇の観戦スポットへと降りていきます。このあたりはどうも「ふらっとデッキ」という名前がつけられているようです。


 そんなこんなで、久々の住之江ですが、まあやっぱり見やすい競艇場で、競艇のメッカだけのことはあります。願わくば、早くコロナが落ち着いてヤジがバンバン飛び交う鉄火場的な住之江競艇場が戻ってきますように。

 あとはいくつか写真を。落ち着いて写真を撮り始めた辺りからは連敗が続いていて結果もあまり思い出したくない。
 まずは8レースの女子戦。

ボートレーサー レースタイム
1 1 3801 五反田  忍 1'49"8 逃げ
2 3 5094 生田 波美音 1'51"8
3 2 4244 鈴木  成美 1'52"3
4 4 4443 津田  裕絵 1'53"1
5 5 5163 清水  愛海 1'54"6
6 6 4680 後藤  美翼 1'55"3

 9レースは男子戦。これが3連単まで的中して、ジャンパーを実質無償ゲットすることとなったレース。市川さんありがとう。50歳を超えてA1なのは凄い。

ボートレーサー レースタイム
1 1 3499 市川  哲也 1'49"3 逃げ
2 2 3696 白井  友晴 1'50"7
3 5 4682 大上  卓人 1'51"6
4 3 4553 坪口  竜也 1'52"8
5 4 3565 坂本  徳克 1'55"2
6 3382 岩谷   真

 10R女子戦。このあたりで、女子戦との相性の悪さを再認識。

ボートレーサー レースタイム
1 5 4998 中村 かなえ 1'49"4 まくり
2 4 3580 水口  由紀 1'50"9
3 2 4419 原  加央理 1'52"9
4 1 4225 土屋  千明 1'53"7
5 3 5088 高憧  四季 1'56"1
6 6 4317 木村 紗友希 1'57"4

 11R。2階席からぬくぬくと観戦。

ボートレーサー レースタイム
1 1 4659 木下  翔太 1'48"3 逃げ
2 3 4497 桑原   悠 1'49"1
3 5 4154 森安  弘雅 1'51"7
4 4 3722 西村  秀樹 1'52"8
5 6 3837 秋山  広一 1'53"6
6 2 4555 富永  大一 1'55"6

 12R。女子のドリーム戦。まだ私が知ってる選手がドリームに出ていて、時代から取り残されて無くて安心しました。

ボートレーサー レースタイム
1 4 3801 五反田  忍 1'48"9 まくり
2 1 3845 中谷  朋子 1'50"7
3 3 4304 藤崎 小百合 1'51"7
4 6 3175 渡辺  千草 1'53"0
5 5 4289 落合  直子 1'55"5
6 2 4443 津田  裕絵 1'55"7

 ちなみに、このシリーズは、女子は五反田忍選手が、男子は桑原悠選手が優勝でした。市川さんも優出したようでなによりです。

 で、競艇が終わったあとは近くのスーパー銭湯、スパスミノエへ。ここは大通りからちょっと奥に入ったところにあって、初見で到達するのにちょっと苦労。
 ここの良さは、露天風呂コーナーが広いことで、コロナの時期には安心感もあり、なによりこれだけ露天部分が充実しているとやっぱり気持ちいいですね。いやはや、それでいてお値段も3桁に収まっているし、これはいい銭湯です。


 この日は裏で愛媛FC勉強会がおこなわれていて、これを店の前で聞いていたために入場まで無駄に時間を要しました。完全に不審者だったろうな。

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