一人の男が八女探訪その2

4.6 鉄道記念公園

 鉄道記念公園へと向かいます。道中、フジテレビみたいな窓の建物がありまして、眼科かと思ったら歯医者さんでした。ロゴの世界は奥深い。

中村歯科医院さん

 そして、鉄道記念公園に到着です。詳しいことは知らないのですが、ここは国鉄矢部線筑後福島駅跡を利用した公園とのことです。廃城巡りの合間に廃線巡りでありますな。
 とはいえ、特に知識もないので線路跡を眺めてオシマイ。どちらかというと、トンネル藤がウリのようです。この藤のある場所が廃線跡、というわけではないんですよね?

公園へ 線路跡 踏切跡 駅舎跡?
鉄道記念公園案内 鉄道型の遊具 その他の遊具など 広々とした公園です
八女福島のトンネル藤 ロータリーも頑張ったようです

 ちなみに、この鉄道記念公園の脇には観光物産館があるのですが、月曜日はお休み。博物館のみならず観光物産館も月曜定休なのですな。


4.7 再び旧往還道へ

 この鉄道記念公園の北側に、用水路が走っております。先ほどの文化池と、いかにもな感じに平行に走っておりまして、これも昔の水堀跡なのではないか、という気がしますがどうなのでしょうか。ただ、先ほどの文化池の解説や、このあと見る解説板などを見ても、福島城は三重堀であって四重堀だったとはされておりません。四重堀として整えられていなくても、昔から何らかの堀があった可能性もありますし、このあたりは

用水路

 そして、さらに北に出て、今度はれっきとした三重堀の外堀跡の用水路を見ていきます。

西 北西 この交差点

 で、そのまま用水路沿いに西に進み、旧八女郡役所裏で右折して北へ。

旧八女郡役所駐車場 旧八女郡役所が見えます 進みます 飛び出し坊や発見 北へ

 北に行くと、福島八幡宮から西に延びる道にぶつかります。旧往還道に戻ってきました。
 このぶつかった丁字路のところにある石造りの建物がなんなのか、よく分からないままですが、とりあえず向かって左が茶商矢部屋許斐本家、右は宿泊施設のようです。

北を見る 西〜東。佐川のトラックがなければもうちょっとよかったかな

 そこから、旧往還道を西へ。
 木の建物の中に石造りの建物があると目立ちますが、現役で店として機能している建物は少なそうです。

旧往還道 この石造りの建物も
現役では無さそう
丸窓がオシャレです
さらに西へ そば季里 史蔵
さらに西へ 韓国ごはん こんにゃく屋の木村政一商店 ウメノ商店
京町交差点 古そうに見せて
新しそうにも見える建物
特徴的な窓の建物 八女市立図書館

4.8 福島城本丸跡(八女公園)

 いよいよやってきました、福島城本丸跡、八女公園です。
 八女公園は東西に広がっている公園ですが、公園の中央北部に櫓台跡あります。そこが本丸の北西角にあたるようで、そこから西は堀を挟んで本丸西曲輪という別の曲輪になっていたようであります。本丸の南には今も内堀跡の水路があるようです(私はスルーしました)。全国文化財総覧の八女市文化財調査報告書のPDFがネットにあがっており、その中の篠山神社蔵『福島古城』という絵図や、このあと見かける空間復元図を見ると本丸と本丸西曲輪の間にも水堀があった様子がうかがえます。

図書館前から本丸方向 八女公園地図 東から本丸跡を見る 石碑 山頭火句碑
土塁跡っぽさもあるけれど
どうなのでしょうか
掘割広場 掘り割り広場から本丸西への道 本丸北側の野外ステージ
本丸西への道あたりから
本丸櫓台方向
野外ステージ前から 櫓台への階段 上からの眺め
櫓台 これはイチョウの案内 こちらが福島城石標

 続いて、本丸西曲輪へ。本丸西曲輪への道は元々あったのか、篠山神社の『福島古城』図からもはっきりしません。仮に道があったとして、間に水堀があったのであればこんな道にはならないかな、と思うところでして、多分現代の公園化の中でこういうルートになったのだと思います。

本丸西曲輪へ 本丸西曲輪
この水路跡っぽいものは
実際の水路跡なのかな?
虎口?を振り返る 本丸北西櫓台を見上げる
慰霊碑 坂本繁二郎先生寿像 書聖天間独立

 というわけで、さくっと本丸跡を眺められて満足しました。
 市役所まわりには、街並みの案内。雨粒が案内板にのっていて見づらいですね。


 そして、ここから東へ。土橋市場を目指します。

印象的な角地の建物
洋服屋さんのようです
火事にでも遭ったかのようにみえる建物
Google Mapを見ていると、
2013年からこんな状態のようです
井上商店
しいたけを売ってるようです
NIPPONIA HOTEL 八女 宿泊棟 八女茶大坪茶舗 進みます
カンコー学生服のお店は街に1つはありますね 焼き鳥誕生
Google Map上、
2022年時点では窓ガラスにテープは貼られてませんでした

4.9 土橋市場・土橋八幡宮

 八女の最後の目的地は、ここ土橋八幡宮。
 正直、地図で見ているだけではこんなに入り組んだ面白いかたちの市場だとは思いませんでした。非常に入り組んだ、昭和的な市場です。関東でもこういう一つ屋根の下的な市場はたまに見かけますが、おそらく諸々の法律の関係もあって新設は厳しいでしょうから、こういうのを見ると嬉しくなってしまいますね。

南側の道 南側の鳥居 進んでいきます 神橋
神橋を振り返る 楼門 楼門越しの眺め 右手のスナック
進みます 右折すると、奥に八幡宮が見えてきます DOBASHI MAP

 非常に入り組んだ(とはいえ小規模なので迷子にはならない)市場の奥に、お目当ての八幡宮があります。ここは屋根がなく、空が見えます。

正面に土橋八幡宮拝殿 横から拝殿や幣殿など 様々な石碑石柱
土橋八幡宮神幸行事 八幡宮側から土橋市場方向を見る
トタン屋根は一体どうなってるのでしょう

 では、戻ります。
 土橋市場組合、なんかこの規模の市場にしては物々しさを感じます。夜の店が多い市場ですし、色々あったのだろうかなあ。「やっぱり福岡」ということなのだろうか。

戻ります (空き店舗はありますが)通路は非常に綺麗です
土橋市場組合。「暴力追放」の文字が目立つということは
やはり色々あったのでしょう
南方向 東方向
外に出ます
西側の出口 鳥居 鳥居は大丈夫でしょうか…… 西側から市場入口を見る

 では、福島バス停からバスに乗ります。

堀川バスの営業所 福島バス停 時刻表

 半日だけでしたが、ありがとうございました。また来ます(というか、これを書いている時点で仕事のために再訪済みなのですが、残念ながら2回目は八女を歩く時間はありませんでした)。


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